任天堂が一時1600円高、資金シフトの動きバックに急激な円高も売り圧力吸収

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/15 14:09
 任天堂<7974.T>が売買代金を伴い一時1600円高まで買われた。外国為替市場では急速にドル売り・円買いの動きが進み、足もとは1ドル=106円台半ばまで円高が進んでいる。同社株は海外売上比率が7割を超えており逆風が強いはずだが、「ニンテンドースイッチ」の販売台数が今第3四半期(4~12月)までに1200万台を超え、ソフト販売もマリオシリーズやゼルダなど自社ソフトでも大ヒットが相次ぐなど、円高デメリットを相殺するだけの好収益環境が意識されている。また、市場では「直近はゲーム関連株の範ちゅうでも、ソーシャル型ゲーム(スマホゲーム)関連株から据え置き型ゲーム関連株に資金シフトするファンド系の動きがみられ、同社株はその象徴となっているフシがある」(国内ネット証券)という指摘も出ていた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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