田淵電機が急反落、棚卸評価損の計上などで18年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/14 14:31
 田淵電機<6624.T>が急反落。13日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を283億円から275億円(前期比5.1%増)へ、営業損益を20億円の赤字から39億円の赤字(前期33億3300万円の赤字)へ、最終損益を43億円の赤字から78億円の赤字(同57億8200万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 国内太陽光発電市場が、改正FIT法における手続きの問題により新規認定が停滞する状況が続いていることに加えて、北米市場で蓄電ハイブリッドの新規モデルの発売を開始したものの、売り上げが本格化するまでには至らなかったことなどが要因。また、競争激化による売価下落や、約15億円の棚卸評価損の計上なども利益を押し下げるとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高200億2700万円(前年同期比9.0%増)、営業損益34億4000万円の赤字(前年同期23億4500万円の赤字)、最終損益71億9600万円の赤字(同32億6100万円の赤字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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