第一実業は後場プラス圏に急浮上、第3四半期累計の営業利益は12.1%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/05 14:23
 第一実業<8059.T>の株価は全般急落地合いのなかで、後場に前週末比プラス圏に急浮上している。同社は5日午後2時、18年3月期第3四半期累計(2017年4月~12月)の連結決算を発表した。売上高は1440億3300万円(前年同期比24.1%増)、営業利益は46億2100万円(同12.1%増)、最終利益は31億7000万円(同26.5%増)だった。第3四半期累計営業利益は、通期予想の48憶円に対して進捗率で96%に達しており、通期営業利益上方修正の可能性が濃厚となってきた。

 大手石油会社向けプラント用設備の既受注大口案件の売上高計上があり、また、自動車関連業界向けの自動化設備や、ITおよびデジタル関連機器製造会社向けの電子部品製造関連設備などの売上高増加が寄与している。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高1770億円(前期比14.8%増)、営業利益48億円(同17.9%減)、最終利益31億円(同7.2%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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