ドル軟調地合い継続・・・・・

米GDPに注目・・・・・

昨日の海外市場では、ドラギ・ＥＣＢ総裁がユーロ高を強く牽制しなかった事を受けてユーロドルが急伸し、1.25ドルの大台を突破しました。

この為、ドル売りの流れが強まり、ドル円も下げ幅を拡大。米新築住宅販売が弱い数字となると、108.50円付近まで安値更新となりました。

しかし、トランプ大統領が「最終的には強いドルを望む」と発言。これを受けて、ドル円は109.70円付近まで急反発。ユーロドルも急落しました。

本日の東京時間にもドルを買い戻す動きが先行し、朝方のドル円は109.75円付近まで上げ幅を拡大しました。

しかし、このレベルでは戻り売りや見切り売りが断続的に入り、結局、109.00円台までじり安の展開が続いています。

この後の海外時間にも、ドルは上値の重い展開を継続しそうです。米・GDP速報値が注目されますが、3.0%予想を下回ると、ドル安に拍車が掛るかもしれません。