典型的なレンジ相場形状
皆さま、あけましておめでとうございます。
本年も引き続き、マーケット分析について、できる限りシンプル且つ具体的に皆さまにお伝えできるよう、日々切磋琢磨する所存です。
昨年同様、変わらぬご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、早速ですが、米ドル/円の足もとの重要テクニカルポイントと、想定コアレンジについて勘案してみたいと思います。
下図の米ドル/円・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+パラボリック+ストキャスティクス(スロー)をご覧ください。
上図チャートでは、1) 21日MA(21日移動平均線≒約1ヵ月における市場参加者の平均コスト)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態となっていること、3) 赤色の雲(=“売り”の雲)が薄い形状となっていること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯していること、そして、5) ボリンジャーバンド(以下、BB)・±2σラインが21日MAに対してパラレルで推移していることから、典型的なレンジ相場形状となっていることが見て取れます。
一方で、逆張り系オシレーター指標であるストキャスティクス(スロー)では、5日時点において「売られ過ぎ水準」である20%ライン付近でクロスしており、また同時に、ローソク足が「売られ過ぎ水準」であるBB・-2σライン付近で反発していることが見て取れます。(上図赤点線丸印)
上記と同様のメルクマール[ストキャスティクス(スロー)の2本の線が20%ライン付近でクロス(=ゴールデンクロス)すること+ローソク足がBB・-2σライン付近で反発していること]を遡ってみると、その後上昇モメンタムがある程度強まっていることが分かります。(上図黄色矢印)
総合して勘案してみると、足もとの米ドル/円はBB・-2σライン(≒112.15円)付近ではしっかりした展開となり、当面はBB・±2σラインの間のゾーンである112.15-113.70円のボックス圏を推移する相場展開となりそうです。
本年も引き続き、マーケット分析について、できる限りシンプル且つ具体的に皆さまにお伝えできるよう、日々切磋琢磨する所存です。
昨年同様、変わらぬご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、早速ですが、米ドル/円の足もとの重要テクニカルポイントと、想定コアレンジについて勘案してみたいと思います。
下図の米ドル/円・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+パラボリック+ストキャスティクス(スロー)をご覧ください。
上図チャートでは、1) 21日MA(21日移動平均線≒約1ヵ月における市場参加者の平均コスト)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態となっていること、3) 赤色の雲(=“売り”の雲)が薄い形状となっていること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯していること、そして、5) ボリンジャーバンド(以下、BB)・±2σラインが21日MAに対してパラレルで推移していることから、典型的なレンジ相場形状となっていることが見て取れます。
一方で、逆張り系オシレーター指標であるストキャスティクス(スロー)では、5日時点において「売られ過ぎ水準」である20%ライン付近でクロスしており、また同時に、ローソク足が「売られ過ぎ水準」であるBB・-2σライン付近で反発していることが見て取れます。(上図赤点線丸印)
上記と同様のメルクマール[ストキャスティクス(スロー)の2本の線が20%ライン付近でクロス(=ゴールデンクロス)すること+ローソク足がBB・-2σライン付近で反発していること]を遡ってみると、その後上昇モメンタムがある程度強まっていることが分かります。(上図黄色矢印)
総合して勘案してみると、足もとの米ドル/円はBB・-2σライン(≒112.15円)付近ではしっかりした展開となり、当面はBB・±2σラインの間のゾーンである112.15-113.70円のボックス圏を推移する相場展開となりそうです。