ドルに反発余地
昨日のドル円はNYタイムに一時112円台を回復するなど堅調に推移した。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は昨日の議会証言で米景気に強気な見方を示したが、米7-9月期国内総生産(GDP)・改定値はそれを証明するかのように前期比年率+3.3%と3年ぶりの高い伸びに上方修正された。また、来年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は、現在から来年末にかけて4回の利上げを見込んでいる事を明らかにした。
こうした中、11月に入り2%超下落しているドル(インデックス)には反発余地がありそうだ。材料としては、本日中にも米上院本会議で法案の採決が行われる税制改革が最大の焦点となろう。その他、米10月個人消費支出(PCE)および米10月PCEデフレーター(いずれも22:30発表)も注目される。
こうした中、11月に入り2%超下落しているドル(インデックス)には反発余地がありそうだ。材料としては、本日中にも米上院本会議で法案の採決が行われる税制改革が最大の焦点となろう。その他、米10月個人消費支出(PCE)および米10月PCEデフレーター(いずれも22:30発表)も注目される。