ＯＡＴアグリオ、海外向けを中心とした農薬などの販売好調で１７年１２月期通期の連結業績予想を上方修正

　農薬と肥料の開発・製造を手掛けるＯＡＴアグリオ<4979.T>は１０日取引終了後、１７年１２月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を１３４億９６００万円から１４０億円（前期比８．２％増）へ、営業利益を１４億３０００万円から１８億円（同１２．３％増）へ、最終利益を９億５８００万円から１１億円（同１６．７％増）へそれぞれ増額した。

　海外向けを中心とした農薬や、植物が本来持つ免疫力を高め、耐寒性・耐暑性・病害虫耐性および成長を促すバイオスティミュラント剤の販売が伸長していることが寄与している。

　あわせて発表した第３四半期累計の連結決算は、売上高１１５億７００万円（前年同期比１３．６％増）、営業利益２３億７９００万円（同２７．９％増）、最終利益１６億５００万円（同５２．０％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）