ニチイ学館は一時S高、居住系介護サービス堅調で上期営業利益は4.6倍

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/09 10:48
 ニチイ学館<9792.T>が急反騰して一時ストップ高の1450円まで買われ、3カ月ぶりに年初来高値を更新している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1414億2600万円(前年同期比2.7%増)、営業利益37億5300万円(同4.6倍)、最終利益9億1800万円(同12億4000万円の赤字)と大幅増益だったことが好感されている。

 介護事業で居住系介護サービスの利用者数が堅調に推移し高稼働率を維持できたほか、保育事業で国が待機児童対策として力を入れる「企業主導型保育所」を中心に新規出店数を拡大したことなどが寄与し業績を牽引した。また、医療関連事業や介護事業で、適正利益重視戦略に基づく契約適正化や事業運営効率化を継続したことも利益押し上げに貢献した。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高3000億円(前期比8.4%増)、営業利益93億円(同2.2倍)、最終利益30億円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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