ドル/円、米政治睨みで方向感を模索
27日のドル/円は、月初来高値を更新後に失速。米7-9月期国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ると114.40円台に上伸して7月11日以来の高値を付けたが、スペイン・カタルーニャ自治州が独立を宣言した事や、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエル氏が有力と報じられた事を受けて米長期金利が低下すると113.60円台まで弱含んだ。
またしても114円台半ばの壁にはね返された格好で、投資家としては114円台でのドル買い・円売りには慎重にならざるを得ないところだろう。FRB議長人事のほかにも、税制改革や、ロシアゲート疑惑(30日にも容疑者の訴追が初めて行われる可能性があると報じられた)など、良くも悪くも米国の政治面にスポットが当たっている。本日のドル/円は、これらの続報を待ちつつ、方向感を模索する展開となりそうだ。
またしても114円台半ばの壁にはね返された格好で、投資家としては114円台でのドル買い・円売りには慎重にならざるを得ないところだろう。FRB議長人事のほかにも、税制改革や、ロシアゲート疑惑(30日にも容疑者の訴追が初めて行われる可能性があると報じられた)など、良くも悪くも米国の政治面にスポットが当たっている。本日のドル/円は、これらの続報を待ちつつ、方向感を模索する展開となりそうだ。