エーザイは7日続伸、バイオジェンとアルツハイマー病治療剤の共同開発・販売で提携契約を拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/24 10:41
 エーザイ<4523.T>は7日続伸。23日の取引終了後、米バイオジェン社(マサチューセッツ州)と、アルツハイマー病治療剤の共同開発・共同販売に関して提携契約を拡大したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同契約は、バイオジェンが第3相臨床試験進行中の認知症薬「アデュカヌマブ」を含むアルツハイマー病治療剤の開発・販売に関するもので、拡大された契約に基づき、「アデュカヌマブ」の販売については、日本とアジア(中国、韓国除く)ではエーザイが売り上げを計上し、米国、欧州を含むその他の地域ではバイオジェンが売り上げを計上することになる。また、バイオジェンが「アデュカヌマブ」の臨床第3相試験を引き続き主導し、18年3月末まで全ての研究開発費を負担する一方、エーザイは、18年4月から12月末まで15%、19年1月以降45%の研究開発費用を負担することになるという。

 さらに、日本において、バイオジェンの多発性硬化症治療剤「アボネックス」「タイサブリ」「テクフィデラ」について、現在、バイオジェンが訪問していない施設に対する共同販促を行うことでも合意。エーザイは中国を除くアジア地域で、上記3製品と「プレグリディ」の販売を行い、その売り上げを計上することになるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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