【10月20日予想】ついに2万1500円も突破、まだまだ上昇続く?今日は出遅れ感のある、アノ業種に注目!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/10/19 19:00

上昇の流れは継続

10月19日の日経平均の動き:

19日の日経平均は前日比85円47銭高、一時2万1500円を上回る場面もあり、1988年2月以来29年ぶりとなる13日続伸を記録した。
前日の米株市場ではダウ工業株30種平均など主要指数が軒並み高となり、業績拡大の期待もあって投資家心理が一段と向上。
中国で発表された7-9月期のGDP成長率が市場予想を0.1ポイント上回る6.8%を達成したことも、中国景気の安定感を伺わせ安心感を高めた様子だ。
円安の進行で自動車株が買われたほか、米長期金利の上昇を受けて保険株や銀行株などに買いが入り、株高の見通しから証券株も上昇した。


10月19日15時時点の為替相場:

円相場は、19日15時36分時点では1ドル=113円07~08銭と、前日17時時点に比べ57銭の円安・ドル高水準で推移。
米長期金利の上昇を受けて日米金利差を意識した円売りが進行した。
前日比で円安に向かっているため日本株が上昇しやすい地合だと言えることから、10月20日の日本株は【大幅高になる】と予測する。


10月20日の相場の見通し:

為替が円安方向に進んでいる今、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できる。
日本市場全般で堅調な推移となる可能性があり、このような状況では以下に挙げるような、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したい。

<円安メリット業種>
※2013~2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種

1.精密機器(前週比+2.71%)
2.電気機器(同+2.54%)
3.化学(同+2.16%)
4.輸送用機器(同+0.96%)

これらのうち輸送用機器は、前週との比較で下落しており出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想