明日の株式相場見通し=週末控えで持ち高調整の売り、需給の追い風は継続
あす(20日)の東京株式市場は、きょうまでの13日続伸という記録的な連騰を達成したことに加え、週末控えもあって持ち高調整の売りが優勢となりそうだ。13日続伸は1988年2月10日~2月27日以来、29年8カ月ぶりの連騰記録となった。
市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場で主要3指数が揃って過去最高値を更新したのに加え、東京外国為替市場で、一時1ドル=113円10銭台へと円安・ドル高が進行したことも追い風となった。市場参加者のあいだでは、引き続き過熱感を指摘する声は多いものの、きょうの終値は約21年ぶりの高値水準となっていることから、戻り待ちの売りが出難いことから、需給は買い方にとって極めて良好で、真空地帯を上昇している感じ」との見方が出ていた。
19日の東京株式市場は買い先行で始まり、日経平均株価は後場に入り急速に伸び悩む場面があったものの、持ち直して再浮上し、歴代2位に並ぶ13連騰を達成した。日経平均株価は、前日比85円47銭高の2万1448円52銭と13日続伸となった。
日程面では、黒田日銀総裁が全国信用組合大会であいさつ、9月のコンビニエンスストア売上高に注目。海外では、イエレンFRB議長が講演、APEC財務相会合(21日まで)、米9月の中古住宅販売が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場で主要3指数が揃って過去最高値を更新したのに加え、東京外国為替市場で、一時1ドル=113円10銭台へと円安・ドル高が進行したことも追い風となった。市場参加者のあいだでは、引き続き過熱感を指摘する声は多いものの、きょうの終値は約21年ぶりの高値水準となっていることから、戻り待ちの売りが出難いことから、需給は買い方にとって極めて良好で、真空地帯を上昇している感じ」との見方が出ていた。
19日の東京株式市場は買い先行で始まり、日経平均株価は後場に入り急速に伸び悩む場面があったものの、持ち直して再浮上し、歴代2位に並ぶ13連騰を達成した。日経平均株価は、前日比85円47銭高の2万1448円52銭と13日続伸となった。
日程面では、黒田日銀総裁が全国信用組合大会であいさつ、9月のコンビニエンスストア売上高に注目。海外では、イエレンFRB議長が講演、APEC財務相会合(21日まで)、米9月の中古住宅販売が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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