<動意株・21日>(前引け)=稀元素、レオン自動機、日本ラッド
第一稀元素化学工業<4082.T>=急反発。科学情報サービス会社の米クラリベイト・アナリティクスが20日、ノーベル賞候補者22人を発表し、日本人では化学賞に桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授を挙げた。「ペロブスカイト型」と呼ぶ薄くて軽い太陽電池を考案したことが評価されてのことで、ペロブスカイト系材料を製品化している同社に関連銘柄としての注目が集まった格好だ。また、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指す桐蔭横浜大学発ベンチャーのペクセル・テクノジーズ(横浜市青葉区)と過去に大面積・高性能プラスチック太陽電池素子を共同開発したことのある藤森工業<7917.T>も関連銘柄として人気化している。なお、ノーベル賞は生理学・医学賞が10月2日、物理学賞が3日、化学賞が4日にそれぞれ発表される。
レオン自動機<6272.T>=急反騰し年初来高値を一気に更新。同社は20日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を260億円から268億7000万円(前期比5.6%増)へ、営業利益を28億1000万円から35億6000万円(同11.0%増)へ、純利益を19億円から24億6000万円(同15.5%増)へ上方修正したことが好感されている。食品加工機械製造販売事業で日本やアジアの販売が計画を上回っていることに加えて、売上原価率の低いこれらの販売好調が利益も押し上げるとしている。なお、下期の想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円としている。
日本ラッド<4736.T>=ストップ高。同社は官公庁や医療機関向けシステム開発などで実績を持ち、サイバーセキュリティー分野でも強みを持っているが、ここスーパーコンピューターの性能をはるかに凌ぐ次世代コンピューターとして量子コンピューターの存在が注目されており、その有力関連株として人気化した。産業用コンピューター分野で世界トップシェアのアドバンテック(台湾)と協業体制にあり、同分野での研究開発の進捗に期待がかかっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
レオン自動機<6272.T>=急反騰し年初来高値を一気に更新。同社は20日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を260億円から268億7000万円(前期比5.6%増)へ、営業利益を28億1000万円から35億6000万円(同11.0%増)へ、純利益を19億円から24億6000万円(同15.5%増)へ上方修正したことが好感されている。食品加工機械製造販売事業で日本やアジアの販売が計画を上回っていることに加えて、売上原価率の低いこれらの販売好調が利益も押し上げるとしている。なお、下期の想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円としている。
日本ラッド<4736.T>=ストップ高。同社は官公庁や医療機関向けシステム開発などで実績を持ち、サイバーセキュリティー分野でも強みを持っているが、ここスーパーコンピューターの性能をはるかに凌ぐ次世代コンピューターとして量子コンピューターの存在が注目されており、その有力関連株として人気化した。産業用コンピューター分野で世界トップシェアのアドバンテック(台湾)と協業体制にあり、同分野での研究開発の進捗に期待がかかっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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