リスクオフの巻き戻し

先週末のイベントリスク(北朝鮮のミサイル発射・超大型ハリケーンの上陸)を無難に通過したことで市場は急速にリスクオフの巻き戻しに動いています。先週金曜日にドル/円は節目と見られていた108円を下抜け、年初来安値の107.30円を示現しましたが、そこからの戻しは想定以上に早く、昨晩110円台を維持して東京市場に戻ってきています。
先週の当欄で「相場は実需が決める!」とお伝えしていましたが、週明けのマーケットでは輸入勢が108円台から出動し、109円台でもその動きが散見されていたようです。一方、輸出勢は引き続き節度あるオペレーションに徹し、音なしの構え。ただ、前回頭を押さえた110.60円アッパーからは今回も出動してくるのではと想定されます。
市場は再度108~111円でのレンジを形成するのか、注目されるのは明日のCPI(消費者物価指数)です。市場はすでにBS縮小は織り込み済み、ただし、年内の追加利上げについては現時点での織り込み度合いは半分を大きく下回る状況(cme fed watchでは41.9%)ですので、仮に明日のCPIが市場予想(消費者物価コア指数予想:1.6%)を下回ったとしても失望度合いは限定的、どちらかというと、市場予想を上回った場合の数値が発表された場合には、それなりの値幅が出るのではないかと見ています。
基本的にはドル/円を始め多くの対円通貨ペアの4時間足でトレンドが発生していますので、その流れに乗ってみてはいかがでしょうか。
先週の当欄で「相場は実需が決める!」とお伝えしていましたが、週明けのマーケットでは輸入勢が108円台から出動し、109円台でもその動きが散見されていたようです。一方、輸出勢は引き続き節度あるオペレーションに徹し、音なしの構え。ただ、前回頭を押さえた110.60円アッパーからは今回も出動してくるのではと想定されます。
市場は再度108~111円でのレンジを形成するのか、注目されるのは明日のCPI(消費者物価指数)です。市場はすでにBS縮小は織り込み済み、ただし、年内の追加利上げについては現時点での織り込み度合いは半分を大きく下回る状況(cme fed watchでは41.9%)ですので、仮に明日のCPIが市場予想(消費者物価コア指数予想:1.6%)を下回ったとしても失望度合いは限定的、どちらかというと、市場予想を上回った場合の数値が発表された場合には、それなりの値幅が出るのではないかと見ています。
基本的にはドル/円を始め多くの対円通貨ペアの4時間足でトレンドが発生していますので、その流れに乗ってみてはいかがでしょうか。