九州電力が大幅反落、未開示だった18年3月期営業益は22%減予想と発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/13 10:44
 九州電力<9508.T>が大幅反落。12日の取引終了後に、従来、売上高のみ1兆9450億円(前期比6.4%増)と開示していた18年3月期の連結業績予想について、営業利益を950億円(同22.5%減)、純利益を500億円(同36.9%減)を見込むと発表しており、大幅減益見通しとなることが嫌気されているようだ。

 燃料費調整の影響による料金単価の上昇などから電灯電力料が増加することに加えて、他社販売電力料や再エネ特措法交付金が増加することなどから売上高は増収を見込む。ただ、電力システム改革に伴う諸経費などの増加で、営業利益は大幅減益となる見通しだ。

 同時に、未定としていた配当計画について、中間・期末各10円の20円にすると合わせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。なお、前期は期末一括15円だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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