シミックHDが続伸、東南アジアの富裕層に向け糖尿病の検診事業を本格展開と報じられる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/07 09:19
 シミックホールディングス<2309.T>が続伸している。きょう付けの日本経済新聞で「東南アジアの富裕層向けに糖尿病の検診事業を本格展開。病気のかかりやすさを予測するサービスも組み合わせて提供する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。

 記事によると同社では、糖尿病を早期発見する尿検査の診断薬について、4月以降フィリピンやベトナムで当局から薬事承認を取得しているという。これを生かし、診断薬を導入した病院から検査データを集め、人工知能(AI)による機械学習を活用し、腎臓疾患の予測サービスも同時に提供して、病院の診療も支援するという。アジアでは経済成長に伴う消費者の所得向上に伴い、糖尿病患者が増加傾向にあることから、潜在的なニーズの掘り起こしを図る方針のようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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