コスモ・バイオは反発、「遺伝子強制発現細胞株」作製サービス事業を開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/06 09:37
 コスモ・バイオ<3386.T>は反発している。5日の取引終了後、「遺伝子強制発現細胞株」作製に関する受託サービス事業を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 遺伝子強制発現細胞株は、特定の遺伝子を細胞の外部から導入し、その遺伝子によってコードされるタンパク質を細胞内に生成する性質を獲得した細胞株のこと。作製する細胞株には、がんを中心としたさまざまな疾患に認められる変異型遺伝子や、細胞機能の制御に重要な役割を果たしていると考えられるタンパク質をコードする遺伝子を導入することで、安定的に目的のタンパク質を高発現させているという。

 同社では、疾患と遺伝子との関係性の解明などの基礎研究のほか、製薬会社などで行われる医薬品の探索や、薬剤感受性試験による個別化医療(テーラーメード医療)などの開発向けにサービスを提供するようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
986.0
(04/26)
-5.0
(-0.50%)