日精樹脂は2年4カ月ぶりの高値、4~6月期好決算に加え年間配当の大幅増額で人気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/07 10:28
 日精樹脂工業<6293.T>が大幅高で4連騰、7月26日につけた年初来高値1228円を大きく上回り、2015年4月以来約2年4カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社が4日取引終了後に発表した18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が93億1700万円(前年同期比14.0%増)と2ケタ増収を確保、営業利益は8億6900万円(同17.6%増)、最終利益は6億9400万円(同4.8倍)と急拡大した。

 同社は射出成型機の大手メーカーだが、業績は絶好調。自動車やスマートフォン向けなどの成長市場で企業の設備投資需要拡大を反映した好調な需要を取り込んでいる。好業績と合わせ、18年3月期は株主還元にも積極的で年間配当を前期実績比5円増額の23円に修正したことも買い人気を助長している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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