ADEKAは後場上昇幅拡大、第1四半期の営業利益は9.6%増
機能化学品大手のADEKA<4401.T>は後場に入って上昇幅を拡大し年初来高値。同社は3日午後1時、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は574億8200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は52億1600万円(同9.6%増)、最終利益は38億6000万円(同36.8%増)だった。
情報・化学品は、ディスプレー向けのレジスト樹脂や光重合開始剤の販売が堅調に推移したが、光学フィルム向け光硬化樹脂は販売数量が伸長したものの、販売価格は下落した。樹脂添加剤は、自動車などに使われる樹脂の生産が増加したことを背景に、核剤・透明化剤、光安定剤などの添加剤および塩ビ向け可塑剤・安定剤の国内販売が前年同期を上回って推移した。界面化学品は、自動車エンジンオイル向けの潤滑油添加剤が、国内外で好調に推移した。また、塗料・接着剤向けの反応性乳化剤が海外を中心に堅調に推移。機能性樹脂は、特殊エポキシ樹脂が電子機器の接着用途や自動車の構造接着剤向けの販売が伸長した。
業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高2400億円(前期比7.4%増)、営業利益200億円(同4.9%減)、最終利益140億円(同8.6%減)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
情報・化学品は、ディスプレー向けのレジスト樹脂や光重合開始剤の販売が堅調に推移したが、光学フィルム向け光硬化樹脂は販売数量が伸長したものの、販売価格は下落した。樹脂添加剤は、自動車などに使われる樹脂の生産が増加したことを背景に、核剤・透明化剤、光安定剤などの添加剤および塩ビ向け可塑剤・安定剤の国内販売が前年同期を上回って推移した。界面化学品は、自動車エンジンオイル向けの潤滑油添加剤が、国内外で好調に推移した。また、塗料・接着剤向けの反応性乳化剤が海外を中心に堅調に推移。機能性樹脂は、特殊エポキシ樹脂が電子機器の接着用途や自動車の構造接着剤向けの販売が伸長した。
業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高2400億円(前期比7.4%増)、営業利益200億円(同4.9%減)、最終利益140億円(同8.6%減)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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