山九は急反発、コンテナ取扱量の堅調推移などで第1四半期営業利益は14.0%増
山九<9065.T>は急反発で年初来高値更新。28日午後2時、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は1274億2600万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は72億3200万円(同14.0%増)、最終利益は51億7800万円(同25.5%増)だった。
港湾事業のコンテナ取扱量は、一部航路休止影響はあったものの全体では総じて堅調に推移した。国際物流事業は、海外向け設備輸出関連案件や東南アジア・東アジアでの貨物取扱量が増加。また3PL事業は、前第2四半期期間途中から開始した店舗向け配送業務収益の年度当初からの寄与もあり、物流事業全体では増収増益となった。
設備工事関連では、海外での大型工事案件が端境期で、事業全体の工事量は前年同期比で減少した。保全作業は、今年度は石油・石化構内設備のSDM(大型定期修理工事)がマイナー年ではあるものの、収入面では国内の製造業構内での製造基盤整備・効率化対策工事の受注拡大や南米での構内整備作業の増加があり、コスト面では工法改善ならびに要員の流動化・原価管理の徹底に取り組み、機工事業全体では減収ながら増益となった。
業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高5050億円(前期比1.0%減)、営業利益255億円(同5.9%減)、最終利益168億円(同7.7%減)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
港湾事業のコンテナ取扱量は、一部航路休止影響はあったものの全体では総じて堅調に推移した。国際物流事業は、海外向け設備輸出関連案件や東南アジア・東アジアでの貨物取扱量が増加。また3PL事業は、前第2四半期期間途中から開始した店舗向け配送業務収益の年度当初からの寄与もあり、物流事業全体では増収増益となった。
設備工事関連では、海外での大型工事案件が端境期で、事業全体の工事量は前年同期比で減少した。保全作業は、今年度は石油・石化構内設備のSDM(大型定期修理工事)がマイナー年ではあるものの、収入面では国内の製造業構内での製造基盤整備・効率化対策工事の受注拡大や南米での構内整備作業の増加があり、コスト面では工法改善ならびに要員の流動化・原価管理の徹底に取り組み、機工事業全体では減収ながら増益となった。
業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高5050億円(前期比1.0%減)、営業利益255億円(同5.9%減)、最終利益168億円(同7.7%減)を見込んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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