日立化成、半導体研磨材料や銅張積層板などの好調で第1四半期営業利益は13.2%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/27 15:36
 日立化成<4217.T>は27日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上収益は1520億4200万円(前年同期比21.6%増)、営業利益は136億2400万円(同13.2%増)、最終利益は111億9300万円(同54.9%増)だった。

 半導体実装分野の堅調な需要を背景とした半導体回路平坦化用研磨材料や、銅張積層板などの売上増をはじめ、環境対応自動車向けのリチウムイオン電池用カーボン負極材の売上増が寄与した。また、新規案件立ち上げに伴う自動車部品の売上増のほか、イタリアの自動車部品メーカー、ファイアム社から鉛蓄電池を製造・販売する事業を前年度第4四半期に買収し、連結子会社化したことなどから大幅な増収となった。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高6100億円(前期比10.1%増)、営業利益580億円(同9.1%増)、最終利益425億円(同5.8%増)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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