日新電、高精細・中小型FPD製造用イオン注入装置の好調で第1四半期営業利益は47.8%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/25 15:40
 日新電機<6641.T>は25日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は262億9900万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は37億6500万円(同47.8%増)、最終利益は32億1600万円(同83.0%増)だった。

 「電力機器事業」では、国内の一般民需および国内・海外の電力会社向けが増加した。「ビーム・真空応用事業」の増加は、高精細・中小型FPD(フラットパネルディスプレー)製造用イオン注入装置が増加。「新エネルギー・環境事業」の減少は、太陽光発電用パワーコンディショナーなどの減少による。「ライフサイクルエンジニアリング事業」の減少は、国内でのアフターサービスが減少した。

 営業利益は、「ビーム・真空応用事業」での高精細・中小型FPD製造用イオン注入装置の売上増加による増益に加えて、製品採算の改善とグループをあげた原価低減や企業体質の改善・強化などによる収益向上に努め、大幅増益となった。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高1250億円(前期比1.5%減)、営業利益150億円(同20.0%減)、最終利益100億円(同29.4%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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