松竹は後場一段高、第1四半期の営業利益は11.0%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/14 14:25
 松竹<9601.T>は後場一段高に買われている。14日午後2時、18年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高は248億8700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は24億2600万円(同11.0%増)、最終利益は10億6600万円(同8.8%減)だった。

 映画配給は、「PとJK」などがティーンの女性を中心に支持を集めヒットした。5月には「家族はつらいよ2」が公開され好評を得た。興行は、同社配給作品の他、「美女と野獣」などのヒット作品を上映し収益に貢献した。一方、歌舞伎座は、「三月大歌舞伎」「團菊祭五月大歌舞伎」を中心に好成績を収めた。新橋演舞場「滝沢歌舞伎 2017」、大阪松竹座「関西ジャニーズJr.春のSHOW合戦」「五月花形歌舞伎」などが高稼働した。そのほか、4月の赤坂ACTシアター「赤坂大歌舞伎」や明治座「五月花形歌舞伎」を軸に収益に貢献した。

 業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高947億9000万円(前期比1.4%減)、営業利益54億5000万円(同27.7%減)、最終利益25億円(同32.6%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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