【買い】JMACS(5817)増増担保規制解除後は下。窓埋め後、反発を期待。

投稿:2017/07/03 01:19

■窓埋め完了

電線メーカー中堅。防災警報用ケーブル有力。
ウエアラブル端末など新分野を模索中。
多品種・少量生産に特化。主力の制御用は、大手にコンピューター用電線をOEM供給。
得意の防災関連は住宅、ビルの警報用が主体。中国で合弁設立、各種ケーブル販売狙う。

4月14日に本決算を発表。

4月14日後場(14:30)に決算を発表。17年2月期の経常損益(非連結)は5400万円の黒字(前の期は9100万円の赤字)に浮上し、18年2月期の同利益は前期比5.6倍の3億円に急拡大する見通しとなった。

同時に、今期の年間配当は前期比5円増の15円に増配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(4Q)の経常利益は前年同期比3.1倍の5600万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.6%→3.8%に大幅改善した。

[出典:株探]

想定外の好決算と来期予想に株価は週間で倍増。
5月1日高値1327円を付けましたが、その水準よりも適正は上と考えています。

LED照明やFA表示システムなどとIoT/M2M(機器間通信)ソリューションを組み合わせたスマート工場。
その中でウェアラブル製品スマートグラス[nvEye's]や、スマートセキュリティ等、今後、いろんな分野に拡大もみせていくであろうスマート工場に、改善しつつある業績も加わり今後、非常に期待されます。

6月5日には、独立行政法人国立高等専門学校機構(北九州工業高等専門学校)との間において、[ウェアラブル端末を活用したIot化の研究]における共同研究契約書を締結。Iot企業としての認知を拡げる為にも、良い開示だったと思います。

21日に、増増担保規制を解除。5月1日より続いていた規制解除。
その後の動きは下へ。6月30日に、5月17日窓を埋めました。
数字ライン1000円も意識されるところでしょうし、7月中旬に予定されている1Q決算発表の期待もあり、下は固いと見て反発を期待します。

■非接触サイネージシステム
7月10日に、非接触サイネージシステムの製品紹介ページを公開。
アスカネット(2438)のAIプレートを用い、空間に結像されたメニュー画面を空中で操作することが可能な空中ディスプレイで、主な用途として医療機関やATM、アミューズメント施設を想定しているようです。
本田隆一郎
株式投資暁投資顧問 取締役
配信元: 達人の予想

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