[6月29日版]いま注目の３銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

いま注目の３銘柄をピックアップ：

① ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ（8306）
27日の米国市場ではハイテク株が売られた一方でシティグループなど大手金融株が買われており、米国で展開する同社など日本のメガバンクにも買いが入った。（出典：2017年6月28日　株経ONLINE）
チャートを見ると、強気相場を示す三役好転が現れていることから、上昇相場の継続が期待できるだろう。
また27日終値時点でPBR0.64倍と割安感があり、配当利回りも2.47％と日本株平均と比べて高いことから買い支えが入りやすくなっていると思われる。

② トヨタ自動車㈱（7203）
27日の外国為替市場では1ドル＝112円前半とドルが買われたほか、対ユーロでも1ユーロ＝127円台前半の推移となった。（出典：2017年6月28日　株経ONLINE）
円安進行により輸出関連株には追い風となっており、27日終値時点でPER11.65倍、PBR1.00倍と割安感が出ているので、今後の反発を狙って今のうちに仕込んでおいてもいいだろう。

③ ㈱すかいらーく（3197）
平成29年12月期第1四半期の業績は、売上収益+1.3％と増収、税引前利益は+3.5％と増益に着地、29年12月期の同利益も前期比+3.6％に伸びを見込んでおり好調だ。
同社株の3割超を保有する米ベインがその一部を売却すると発表、売出価格や株数は未定で、海外機関投資家向けに売り出すと見られる。（出典：2017年6月16日　フィスコ）
これを受けて同社の株価は16日に急落、その流れが続いており乖離率が大幅にマイナスとなっていることから、近々反発に向かうだろう。
また27日終値時点でPER16.79倍と割安水準であり、配当利回りが2.42％と日本株平均と比べて高いことからも、買い支えが入りやすくなっていると思われる。

上記３銘柄の、短期的な値上がりに期待。