アルプス電などアップル関連株が安い、トランプ政権不安に伴う影響懸念◇

　アルプス電気<6770.T>や村田製作所<6981.T>、日本航空電子工業<6807.T>などアップル関連株が安い。アルプス電は一時前日に比べ４％安に売られている。足もとで急激な円高が進んでいることが嫌気されているほか、１７日の米株式市場ではトランプ政権への不安で株価が急落し、アップル株も値を下げたことが警戒されている。アップル株は１７日に、前日に比べ３％安の１５０．２５ドルに下落した。米トランプ政権への不安の高まりで、同政権が進める税制改革案の成立が懸念されている。米税制改革が実現した場合、海外に多額の金融資産を持つアップルは米国へ資金を移し、設備投資とともに配当や自社株買いの積み増しを実施すると期待されている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）