日ケミコン、生産拠点統合による効率化で18年3月期の営業利益は64.8%増予想

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/11 16:13
 日本ケミコン<6997.T>は11日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1230億円(前期比5.8%増)、営業利益は55億円(同64.8%増)、最終利益は40億円(同4.8倍)を見込んでいる。

 17年4月1日付で、同社の連結子会社のケミコン福島と福島電気工業を合併し、アルミ電解コンデンサの材料から組み立てまでの一貫した生産体制によるコスト競争力の強化を図る。さらに、同日付でケミコン山形とケミコン米沢を合併し、両社で生産している電気二重層キャパシタの一元管理などにより生産性の向上を図ると共に、間接部門の効率化を推進することでより一層の原価低減を図る。

 なお、17年3月期連結決算は、売上高1163億1100万円(前の期比1.8%減)、営業利益33億3800万円(同53.2%増)、最終損益8億4000万円の黒字(前の期69億500万円の赤字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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