武蔵精密が後場急伸、18年3月期2ケタ増益・増配予想を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/10 14:45
 武蔵精密工業<7220.T>が後場急伸。午後1時40分ごろに発表した18年3月期連結業績予想で、売上高2130億円(前期比18.0%増)、営業利益130億円(同16.4%増)、純利益78億円(同23.5%増)と2ケタ増益を見込むことに加えて、年間配当を前期比2円増の54円を予定していることが好感されている。

 前期に買収した独HAYグループの業績がフルに寄与することに加えて、シナジーの実現が業績を押し上げる見通し。想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=115円としている。

 なお、17年3月期連結決算は売上高1805億2200万円(前の期比9.8%増)、営業利益111億6600万円(同16.7%減)、純利益63億1500万円(同7.2%減)だった。

 同時に、アイシン・エイ・ダブリュ(愛知県安城市)からのトランスミッション部品の受注や、中国BYD自動車(広東省)からの足回り部品の受注、インドネシアのアストラ・ホンダ・モーター社(ジャカルタ市)からのトランスミッション部品・エンジン部品の受注なども発表しており、今後の業績への寄与も期待されているようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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