EPSは急反発、SMO事業好調で3月中間期営業利益が上振れ着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/08 09:38
 EPSホールディングス<4282.T>が急反発し年初来高値。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(16年10月~17年3月)連結決算が、売上高303億9700万円(前年同期比18.5%増)、営業利益46億3600万円(同22.2%増)、純利益25億5500万円(同1.2%増)となり、従来予想の営業利益32億円を大きく上回って着地したことが好感されている。

 SMO(治験実施施設管理機関)事業でインフルエンザなど季節性の大型案件が寄与したことに加えて、前期にグループ化した旧綜合臨床ホールディングスとの統合効果によりプロジェクト全般にわたり症例登録率が向上したことなどが寄与したという。また、CRO(開発業務受託機関)事業で、治験・PMS(製造販売後調査)業務のマネジメント強化と原価管理の徹底、臨床研究業務でのプロジェクトの好進捗なども利益を押し上げたという。

 なお、17年9月期通期業績予想は、売上高580億円(前期比10.1%増)、営業利益65億円(同4.4%増)、純利益35億円(同11.7%減)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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