<8035>東京エレクトロン 短期的な過熱圏

著者:Korosuke
投稿:2017/05/07 15:08

<会社概要>

半導体製造装置で世界4位。前工程用に強み。世界首位の米国アプライド社との統合は破談 。半導体製造装置は3次元NAND用で顧客の投資意欲が旺盛。最先端ロジック用も大幅増。18年3月期はメモリ用なお好調。台湾ファウンドリー向け堅調。生産効率化も奏功。10期ぶり最高純益。増配。

<ここに注目!> 

好決算により大きく買われて上昇していますが、短期的には上昇スピードが早く過熱圏に入っています。

<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)

・25日移動平均線からの乖離率が+19.2%まで乖離しており、買われ過ぎを示しています。過去にこの水準まで上昇した時は、その後短期的に調整する動きをしています。

・25日ボリンジャーバンドでは+2σを大きく上に乖離しており、この株価位置は短期的には過熱圏にあるため、+2σ以下の範囲に調整することが考えられます。

・直近で13090円~14175円の窓があいているため、半分の窓埋めを目指しての戻りを試すでしょう。

・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
 仕掛け(売り)の目安:14700~15000円 (25日移動平均線からの乖離率20.0%)

 仕掛け(買い)の目安:13500~14000円 (直近の窓埋め)

<まとめ>

日経連動型の大型株で、好決算を受けて大きく上昇していますが、短期的にみると期待感が先行して単独で買われ過ぎているため、全体相場に関係なく一旦調整に入るでしょう。
Korosuke
株式会社テラス
配信元: 達人の予想

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