午前:債券サマリー 先物は小反発、日経平均の軟化が下支え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/29 11:44
 29日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発。米債券安を背景に売りが優勢となる場面もあったが、日経平均株価の軟化が下支えとなり持ち直した。

 債券先物は150円46銭でスタートし、一時150円39銭まで下落。28日に発表された米3月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことを受け、同日の米長期債相場が下落したことが影響した。なお、日銀はこの日、国債買いオペを通知。「残存期間3年超5年以下」の買い入れ予定額を前回に比べて200億円減額した一方、「同1年超3年以下」と「同5年超10年以下」の買い入れ予定額は据え置いた。

 午前11時の先物6月限の終値は前日比1銭高の150円46銭。出来高は1兆52億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.060%、20年債は同0.005%低下の0.620%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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