日経平均株価テクニカル分析 【3月27~3月31日】 期末最終週と来週からの新年度相場!今週のマーケットの値動きと今後の展望

著者:今福博文
投稿:2017/03/26 02:05

■金曜日深夜のアメリカの値動きは

米国市場は高安まちまち

ダウ工業 20,596.72 -59.86

NASDAQ 5,828.74 +11.05


一時ダウは大幅安、ナスダックはマイナスで推移していましたが引けにかけて値をもどしました。


日経225先物の金曜日のナイトセッションは日中の終値-30円の19110円で終了しました。

日経平均株価テクニカル分析

金曜日の日経平均株価はプラス177円高の19262円で終了しました。

日経225先物も上昇して終了しています。

テクニカル分析をするには日経225先物がわかりやすいと思いますので日経225先物で考えますと

3月15日の高値19540円から3月23日の安値18760円の急落の半値戻しは19150円となります。


金曜日の終値は19140円となりほぼ同じ所で止まりました。


つまり金曜日の上昇はあくまでもリバウンドの範囲内でありトレンドが変わったと判断するのはまだ早いと思ってください。

今の日経225先物の位置は戻り売りをするには絶好の位置ですのであと数日は様子をみた方が良いかと思います。


仮にこの先売られるとなると下げ止まりそうな所は18700円又は18500円近辺ですのでここからリバウンドが始まれば飛び乗りが面白いと思います。


為替のテクニカル分析は円高方向への圧力が和らいだようにもみえますが週明けどう動くかチェックが必要です。


■今週の投資戦略は

18700円、18500円あたりまで下がってきたら打診買い又は反発するのを狙っての飛び乗りが面白いと思います。


さてもうすぐ4月です。

新年度相場になれば例年通り資金が入って上昇期待ができますが期末のこの時期は厳しいと考えます。

今週も国内外で重要な経済指標もあることから積極的な売買は期待できないかもしれません。

動き出すとしたら来週以降となり、今週1週間は様子見となる可能性があります。

■今週の日経平均株価及び日経225先物の予測

今週の上値の目途は

19200円

今週の下値の目途は

18700円

と考えています。
今福博文
デイボード株式投資顧問 代表
配信元: 達人の予想