栄研化が反落、17年3月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/15 09:45
 栄研化学<4549.T>が反落。14日の取引終了後、17年3月期連結業績予想について、営業利益を27億1000万円から40億円(前期比13.1%増)へ、純利益を18億2000万円から27億7000万円(同14.0%増)へ上方修正し、これを受けて株価は昨年来高値3200円にツラ合わせしたが、その後は目先の材料出尽くし感台頭で利益確定売りに押されている。

 便潜血検査用試薬の海外売り上げが伸び悩んでいることで売上高は338億3000万円から331億9000万円(前期比3.2%増)へ下方修正したが、第4四半期に見込んでいた小型全自動遺伝子検査装置の開発費約7億5000万円が来期にズレ込む見込みであることや、その他の経費などの効率的使用によるコスト削減で、営業利益以下は上方修正するという。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,165.0
(12/27)
-4.0
(-0.18%)