安川情報が続伸で底値離脱気配、来期業績回復にらみ見直し買い◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/09 10:08
 安川情報システム<2354.T>が続伸、底値離脱の動きをみせている。安川電機<6506.T>が約4割の株式を保有する大株主で、組み込みソフト開発およびシステムソリューションを手掛ける。IoT時代の到来やビッグデータの普及加速を背景に、好採算の大型案件を獲得、IT技術分野のトップランナーとして将来への成長期待が強い。

 17年3月期は営業損益段階で6億円の黒字化見通し、さらに来期は2ケタ増益が有望視され10年3月期以来8期ぶりの復配も視野に入るとの見方が強い。エンジニアリング分野でのノウハウやデータの蓄積を人工知能(AI)・マシーンラーニング分析にも活用し収益機会を広げているほか、組み込みシステムではFPGAやGPUなどの普及加速とともに同社の活躍余地に期待がかかっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
623.0
(15:30)
-9.0
(-1.42%)
4,250.0
(15:30)
-90.0
(-2.07%)