三井不など不動産株買われる、内需株指向の相場映し業種別値上がり率で首位争い◇
三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>などをはじめ不動産株の上昇が目立つ。業種別値上がり率でも不動産セクターは10時30分現在、33業種中で首位を争う状況にある。市場では「対日貿易赤字の問題がクローズアップされるなか、今週末に日米首脳会談を控えて主力輸出株は手掛けにくい環境にあり、どうしても視点は内需株に向きがち。不動産株は足もと国内長期金利が上昇含みとはいえ、景気回復がベースにありマイナス材料には捉えられにくい。三菱地所などは国内証券が目標株価を引き上げる動きも出ており、追い風が意識されている」(準大手証券ストラテジスト)と指摘されていた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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