【売り】㈱マイネット（3928）上場来高値更新も、既に売り圧力強まる。今後の軟調傾向に注意= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱マイネット（3928）

スマートフォンゲームの開発・運営を行う日本の企業。

■注目理由
11月14日に決算を発表。
平成28年12月期第3四半期（平成28年1月1日～平成28年9月30日）の業績は、前年同期比で売上高4,245百万円、経常利益は前年同期非連結比5.5倍の192百万円に急拡大した。
（※今期から連結決算に移行）

1月31日の取引終了後に100％子会社のマイネットゲームスが、セガサミーホールディングス傘下のセガゲームスが提供するスマートフォンゲーム「戦の海賊」の配信権を取得したと発表。
これを受けて業績への寄与を期待した買いが集中した。（出典：2017年2月1日　株経ONLINE）
一方で1日は一時5090円まで上昇し上場来高値を更新したものの、その直後に急落、2日の朝方は4000円を切る水準まで下落しており、売り圧力の強まりが伺われる。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また2月1日終値時点でPBRは10.85倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。