豊和工や東京計器など防衛関連が軒並み高、防衛大綱を前倒しで改定と報じられる◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/30 11:03
 豊和工業<6203.T>石川製作所<6208.T>日本アビオニクス<6946.T>東京計器<7721.T>など防衛関連が軒並み高となっている。きょう付の産経新聞で、「政府が防衛力整備の基本方針『防衛計画の大綱』を前倒し改定する方向で検討に入ったことが29日、分かった」と報じており、関連銘柄に一斉に買いが入ったようだ。

 いわゆる「防衛大綱」は、概ね今後10年間の日本の安全法相政策や防衛力の規模を定めた指針。これに基き、5年ごとの具体的な政策や装備調達量を定めた「中期防衛力整備計画」(中期防)が策定される。記事によると、6月にも防衛省内で検討会議を立ち上げて、現行大綱の見直しに向けた作業に本格着手するとしているが、米トランプ政権が同盟国による貢献増を求めているだけに、防衛費の増額などへの思惑が働いているようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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