日立工機が大幅続落、HKホールディングが実質1株1450円でTOBを発表◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/16 12:30
 日立工機<6581.T>が大幅続落となっている。米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下のHKホールディングスが13日、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表したが、TOB価格が実質1450円(TOB価格870円に、TOBが成立すれば応募した株主に1株580円の特別配当金を支払うため)と前週末株価1508円を下回ることなどが売り材料視されている。

 買付予定数は1億142万9921株(下限6763万2900株、上限設定なし)で、買付期間は1月30日から3月22日まで。なお、親会社である日立製作所<6501.T>は、保有する日立工機全株式5188万5353株(間接保有分を含む)を応募するとしており、TOB成立後、日立工機は日立グループから外れることになる。また、日立工機は上場廃止となる見通しで、これを受けて東京証券取引所は13日付で、日立工機株を監理銘柄(確認中)に指定している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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