ドル円、大幅続落・・・・・

ＡＤＰ雇用者数と失業保険申請に注目・・・・・

昨日の海外市場では、ユーロ圏のサービス業ＰＭＩや消費者物価指数が予想を上回った事を受けてユーロドルが上昇。人民元も急反発となっていた事もあって、ドルが全面安の展開に移行しました。

この流れにより、ドル円も上値の重い展開を続け、ＮＹ時間昼前には117円台前半まで下落。ＦＯＭＣ議事要旨により、一時的に反発も見られましたが、上値の重さを意識しつつのＮＹ時間終了となりました。

本日の東京時間には、ＦＯＭＣ議事要旨の「強いドルがインフレを抑制」等の文言が蒸し返され、米国債利回りの低下も加わった為、ドル円は115円台半ばまで大幅続落。現在は116円台前半で揉み合っています。

本日は、米国のＡＤＰ雇用者数や失業保険申請件数が注目され、もし弱い数字が出ると、明日の雇用統計を前に、ポジション調整のドル売りが再び強まるおそれがあり、注意が必要となりそうです。