ドル/円の“空中浮遊相場”が続きそう?
本日、米FOMC会合が終了し、事前予想通り0.25%の利上げが決定されました。
同会合でのサプライズとなり得たのは、来年の利上げペース(回数)。0.25%の利上げ予想回数が、従来(9月時点)の2回から3回へと上方修正されたことが「想定外」と受け止められ、ドル/円は今年2月4日以来の高値となる117円台後半まで上昇しています。(15日午前10時時点)
ドル/円相場の動きを、週足チャート+フィボナッチリトレースメントで見てみると、昨年6月時高値(125.86円、下図A)と今年6月時安値(98.76円、下図B)を結んだ、フィボナッチ61.8%ライン(115.51円、下図C)を明確に上抜けしていることが分かります。
usdjpyweek
同ラインを上抜けした場合は、さしたる抵抗帯となるメルクマールは見当たらず、いわば“真空地帯”へ突入したような形とも言えます。
あえて次なるメドを設定するならば、今年1月時に付けた高値である121.66円(上図D)。市場参加者の心理的メドを勘案してみると、その手前である「120円」と捉えた方がいいのかもしれません。
年内のドル/円相場は、当該目標ラインに向けた“空中浮遊相場”が継続しそうです。
同会合でのサプライズとなり得たのは、来年の利上げペース(回数)。0.25%の利上げ予想回数が、従来(9月時点)の2回から3回へと上方修正されたことが「想定外」と受け止められ、ドル/円は今年2月4日以来の高値となる117円台後半まで上昇しています。(15日午前10時時点)
ドル/円相場の動きを、週足チャート+フィボナッチリトレースメントで見てみると、昨年6月時高値(125.86円、下図A)と今年6月時安値(98.76円、下図B)を結んだ、フィボナッチ61.8%ライン(115.51円、下図C)を明確に上抜けしていることが分かります。
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同ラインを上抜けした場合は、さしたる抵抗帯となるメルクマールは見当たらず、いわば“真空地帯”へ突入したような形とも言えます。
あえて次なるメドを設定するならば、今年1月時に付けた高値である121.66円(上図D)。市場参加者の心理的メドを勘案してみると、その手前である「120円」と捉えた方がいいのかもしれません。
年内のドル/円相場は、当該目標ラインに向けた“空中浮遊相場”が継続しそうです。