決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … シーズＨＤ、くら、日本ハウス (12月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月9日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　シーズＨＤ <4924>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の18.3億円に急拡大した。

★No.2　くら <2695>
　16年10月期の連結経常利益は前の期比6.2％増の68億円になり、17年10月期も前期比1.4％増の69億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　日本ハウス <1873>
　16年10月期の連結経常利益は前の期比10.8％増の36.4億円になり、従来予想の26億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4924> シーズＨＤ 　　東１　　 +6.65 　 12/12　　　1Q　　　387.77
<2695> くら 　　　　　東１　　 +2.74 　 12/12　本決算　　　　1.35
<1873> 日本ハウス 　　東１　　 +1.16 　 12/12　本決算　　　　1.43

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース