年初来高値実現ながら株価指標からみて割安
GMB<7214>は自動車部品の製造・販売会社です。
自動車は高額商品であるため、景気が良くなり、消費者の懐具合に余裕が生まれないと売れない、という基本的な条件があります。
同社も米国、欧州、中国、韓国、アジア新興国などの景気動向や政治の安定性、そして各国との為替によって業績は影響を受けます。特に韓国「現代自動車」向け部品の比重が3割前後を占める同社にとって韓国の政治動向は侮れない業績変調要因です。
が、新車用部品、補修用部品ともに米国、中国、欧州等で健闘し、コスト圧縮、為替水準の変化等の要因で業績は黒字転換の予定。2017年3月予想ではEPSが134円まで回復するとの見通しが発表されています。
株価指標は予想ベースでPER8.4倍 、PBR0.33倍 、配当利回り3.52% 信用倍率7.31倍 です。
今週はFOMCやプーチン氏来日などイベント・リスクが意識されます。
しかし、市場環境はトランプ規制緩和ラリーで「持たざるリスク」も感じられているところといえるでしょう。
経験則では「今、買わねば乗り遅れる」と気がはやるときほど、実は空売り仕掛け人たちにとっての狩場になることが多く、難しいとは言えますが、出遅れ株物色の流れは見込めると思います。
同社が仮に予想EPS達成がむつかしくともPBRではかなり割安であるため、出遅れ株物色に乗る可能性は十分あると思います。
買い目標1090円前後
売り目標1200円前後(予想ベースPER9倍程度)
自動車は高額商品であるため、景気が良くなり、消費者の懐具合に余裕が生まれないと売れない、という基本的な条件があります。
同社も米国、欧州、中国、韓国、アジア新興国などの景気動向や政治の安定性、そして各国との為替によって業績は影響を受けます。特に韓国「現代自動車」向け部品の比重が3割前後を占める同社にとって韓国の政治動向は侮れない業績変調要因です。
が、新車用部品、補修用部品ともに米国、中国、欧州等で健闘し、コスト圧縮、為替水準の変化等の要因で業績は黒字転換の予定。2017年3月予想ではEPSが134円まで回復するとの見通しが発表されています。
株価指標は予想ベースでPER8.4倍 、PBR0.33倍 、配当利回り3.52% 信用倍率7.31倍 です。
今週はFOMCやプーチン氏来日などイベント・リスクが意識されます。
しかし、市場環境はトランプ規制緩和ラリーで「持たざるリスク」も感じられているところといえるでしょう。
経験則では「今、買わねば乗り遅れる」と気がはやるときほど、実は空売り仕掛け人たちにとっての狩場になることが多く、難しいとは言えますが、出遅れ株物色の流れは見込めると思います。
同社が仮に予想EPS達成がむつかしくともPBRではかなり割安であるため、出遅れ株物色に乗る可能性は十分あると思います。
買い目標1090円前後
売り目標1200円前後(予想ベースPER9倍程度)