銭高組が9連騰で年初来高値目前、リニア関連として短期資金が再集結◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/08 10:49
 銭高組<1811.T>の上げ足が止まらない。個人投資家とみられる短期資金の流入を背景に9連騰、一時53円高の578円まで買われ年初来高値ツラ合わせにあと1円というところまで水準を切り上げた。同社は大阪を本拠とする老舗ゼネコンでトンネル工事に強みを持っており、リニア中央新幹線工事では本格工事第1弾で山岳トンネルとして日本最長、最難関区域ともいわれる南アルプストンネル工事を大成建設<1801.T>などとJV(ジョイントベンチャー)で受注した実績を持っている。

 品川―名古屋間全長285キロメートルを結ぶリニア中央新幹線は東京五輪7年後の2027年に開業予定、その後は大阪までの延伸工事については政府がJR東海<9022.T>をバックアップし、財政投融資の活用で最大で8年の短縮を図る方針だ。名古屋駅でリニア中央新幹線の本格工事を19日に開始する予定で関連有力銘柄の一角として人気が再燃している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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