Vテクなど有機EL関連の急騰目立つ、中国の巨額投資受け、出光など企業連携の動き表面化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/10 10:28
 ブイ・テクノロジー<7717.T>が一時1000円を超える上昇で1万2300円台まで買われたほか、平田機工<6258.T>が570円高の7120円と急伸、日新電機<6641.T>出光興産<5019.T>シャープ<6753.T>など有機EL分野に経営資源を傾注する銘柄群に買い人気が目立っている。

 ここ中国の京東方科技集団をはじめ大手パネルメーカーが有機EL分野に相次いで集中投資する経営戦略を打ち出しており、連れて日本企業にも業界の垣根を越えた動きが出始めている。直近では出光興産が、独メルクと有機EL分野の特許の相互利用について提携契約を締結するなど風雲急の気配だ。有機ELはモバイル端末への普及加速を背景に2030年には年間4兆数千億円規模の市場が試算されており、関連装置や素材メーカーが市場で改めて注目されている。足もとは為替が1ドル=105円台後半で推移するなど円安が進んでいることも追い風となっているようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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