大井電気が年初来安値、１７年３月期営業利益６億円への下方修正を嫌気

　大井電気<6822.T>が軟調、一時前日比２０円安の２８２円まで売られ年初来安値を更新した。同社はこの日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高は２７０億円（前期比１７．３％減）で据え置いたが営業利益を９億円から６億円（同７３．２％減）へ、純利益を７億円から５億円（同６２．６％減）へ下方修正したことが嫌気された。情報通信機器製造販売が堅調に推移したものの、ネットワーク工事保守において、電力会社やキャリア向けの情報通信関連工事が減少、光ネットワーク関連工事の時期ずれによる落込みが想定以上となっている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）