<注目銘柄>=日立国際、3次元NAND大型投資で恩恵

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/20 10:00
 日立国際電気<6756.T>の上値追いトレンド継続、1997年以来19年ぶりの2000円大台替えの可能性が高まっている。

 IoT時代の到来とともにデータセンターの大容量化・高速化投資が加速する可能性がある。つれて3次元NAND関連の投資需要が増勢一途であり、これを背景に半導体の成膜装置を手掛ける同社のビジネスチャンスが広がっている。3次元NAND型フラッシュメモリーは従来のような平面型ではなく立体方向に積層化したメモリーで高速化に対応、高水準の需要が創出されている。同社は高技術力が必要とされる熱処理成膜装置で高シェアを誇るだけに成長性が見直されており、来期以降の業績回復に期待がかかる。

 17年3月期は営業利益段階で22%減の126億円予想にあるが、18年3月期について一部調査機関は220億円強と今期予想比8割近い増益を試算するところもある。(市)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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