JXと東燃ゼネは堅調、経営統合内容には「ややポジティブ」評価も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/01 10:21
 JXホールディングス<5020.T>東燃ゼネラル石油<5012.T>は堅調。前日の海外市場での原油安のなか底堅い値動きとなっている。両社は31日、経営統合契約を締結したと発表した。来年4月に新会社「JXTGホールディングス」が発足する。株式交換比率は東燃1株に対しJX2.55株が割り当てられる。この統合内容に関しては、市場には「ややポジティブ」との評価が出ていた。

 具体的には、総額1000億円の統合効果の達成目標が、これまでの統合後5年から3年に前倒しされた。また、株主還元では、JXが実施している年間16円配当の水準の維持を前提としながら、利益還元の積み上げを目指す方針とされた。中期経営目標は20年3月期の連結経常利益5000億円、ROE10%が掲げられた。ただ、株主還元策には、より明確な内容が期待されたほか、経営目標もより高めの数字を求める見方も出ている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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