<動意株・27日>(前引け)=共成レンテム、信越化学、バーチャレクス

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/27 11:42
 共成レンテム<9680.T>=連日のストップ高。25日の取引終了後に、建機レンタル大手のアクティオホールディングス(東京都中央区)によるTOBを発表しており、引き続きTOB価格1600円にサヤ寄せする格好となっている。アクティオHDは、傘下のアクティオを通じて共成レンテム株の20.43%を保有しているが、TOBにより完全子会社化を目指すという。なお、TOBが予定通り実施された場合、共成レンテムは上場廃止となる。

 信越化学工業<4063.T>=急騰し7000円台回復。同社は26日取引終了後、これまで非開示だった17年3月期の連結業績予想を発表。売上高は1兆1800億円(前期比7.8%減)、営業利益は2250億(同7.9%増)へ、最終利益は1600億円(同7.5%増)を見込んでいる。円高の影響が売上高の減少に反映されるものの、半導体シリコンが中国スマートフォン向けなどに好調な需要を取り込み、利益を牽引している。機能性化学品も医薬用製品などの出荷が好調で全体に寄与した。株価は6000円台前半でもみ合いを続けていたが、これを評価する買いで一気に上放れた。

 バーチャレクス・コンサルティング<6193.T>=急反騰。26日の取引終了後にコールセンター向けデータ分析可視化サービス「パフォーマンス・マネジメント・クラウド」をSBI証券(東京都港区)に導入したと発表したことが好感されている。同サービスは、バーチャレクスの主軸分野であるコールセンター領域において、業務中に蓄積されるコールログやコンタクト履歴を利用し、コールセンター全体やオペレーター別などさまざまな切り口の業務状況やKPI(業績評価指標)の達成状況を可視化するサービス。

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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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