ラクオリア創薬が反発、アリールアミド誘導体が欧州で特許査定

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/08 09:24
 ラクオリア創薬<4579.T>が反発。同社は7日の取引終了後、選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つであるアリールアミド誘導体(出願番号11834032.2)が欧州で特許査定を受けたことを発表した。

 同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されている。

 今回、特許査定を受けた化合物は、心臓で重要な働きをするテトロドトキシン抵抗性(TTX-R)ナトリウムチャネルに対して良好な選択性を示すことから、副作用の少ない画期的新薬として、さまざまな疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されている。今回の特許査定により、日本、米国、韓国に続き、欧州でも同社の知的財産権が強化されることになる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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