ココカラファインなどが認知症患者向けICTコミュニケーションツールの臨床研究を開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/17 18:02
 ココカラファイン<3098.T>がこの日の取引終了後、エーザイ<4523.T>、および東京大学医学部附属病院神経内科の辻省次教授、岩田淳講師と、クラウド環境を活用し、認知症・軽度認知障害の患者とその家族に向けたICTコミュニケーションツール「わすれなびと」の予備的臨床研究(パイロットスタディ)を開始すると発表した。

 「わすれなびと」はエーザイやココカラファインの監修のもと、インターネットイニシアティブ<3774.T>の協力を得て東大病院が開発した認知症患者向けのICTによるコミュニケーション環境。パイロットスタディに参加登録した患者とその家族にはタブレット型端末が貸与され、東大病院で実施された画像診断や血液検査などの結果を病院の外でも閲覧できるほか、主治医や薬剤師にメッセージを送ることで、外来時間外でも対話できるようになる。さらに、自宅にココカラファイングループの薬剤師が訪問し、服薬支援なども受けられるとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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